こんばんは。松です。
やることはタイトルの通りです。
さて、この[individuals]の特訓前は乃々ちゃんが、遊園地のコーヒーカップで舞い上がって『individuals』の二人も予想外で制御不能になっている、というものです。
単なる「やけくぼ」の暴発的なギャグシーンだと思ってたんですけど、乃々ちゃんの素の人格の欠点が見られるシーンなのではと感じました。
ここに見られる乃々ちゃんの欠点は、「感情のコントロールが苦手」という点です。
誰かが操縦してステージ上の「やけくぼ・どやくぼ」として活躍している限りはいいのですが、日常というか学校生活においては相当に難儀な欠点です。
というのも、乃々ちゃんの「内気で穏やかで平和なものを好む」という性格との相性が最悪だからです。
例えば、乃々ちゃんに同じく読書好きで内気な友達が出来たとしましょう。そんな時にこの躁状態にもにた暴走をしたら、ドン引きされて疎遠にされてもおかしくないです。
↑というか、このコーヒーカップの件で星輝子ちゃんすら距離を置いています。
さらに、いつもは物静かな子が一定のボルテージを超えた途端に急に舞い上がって、喚いてめちゃめちゃな行動をし出すんですよ。悪目立ち以外のなんでもなく、ネタにされたり馬鹿にされたりされるのは火を見るより明らかです。
↑なんなら当人の意思を超えているような発言まであります。
更におまけに言うと、この先の乃々ちゃんも気になるところです。
上述のように学校生活でこんな振る舞いをしたらロクな目に合わない訳で、負の弱化が発生してこういうこと(人と遊ぶ時に舞い上がって大暴れすること・(その引き金となる)ものを回すこと等)をしなくなるはずなのですが、『individuals』の二人からの不評が少なかったのか、単なる躁状態の暴走を「ネガティブもひかえめ」と勘違いしてPの椅子を回そうとしたりまた遊ぼうとしたりしています。
ある意味、理解者に囲まれ個性を肯定され伸び伸びと乃々ちゃんは暮らしているとも言えるし、間違った学習をして後で痛い目を見ることが確約されてしまったとも言えますよね。
まあ、そう言うわけで乃々ちゃんのマイナスな一面を掘り下げる描写であると感じた訳です。
ということで、[individuals]森久保乃々ちゃんを見返して思ったことでした。
ちなみに「しんげきワイド」では、乃々ちゃんの暴走について、『individuals』の二人は特に動じずむしろ評価している…… という真逆な描写になっています。
一人で舞い上がっている乃々ちゃんとそれに戸惑っている二人、では流石に前向きな描写をし辛かったのでしょう。
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