こんばんは。松です。
「Fin[e]〜美しき終焉~」のコミュ感想です!
あらすじはなし。よく考えたらあのコーナー要らないです。
感想です。
随分とシビアなコミュでした。白雪千夜ちゃんのストーリーコミュで「生きること」について考えさせられて、今回は「死ぬこと」について考えさせられるとは…… さて、アイドルにフィーチャーしながら思ったことを記します。
一ノ瀬志希ちゃんは、愛が欲しいのに手に入らず、厭世的な価値観(とそれの根幹にある寂しさ)から今回は自殺しようとしていました。
アンニュイな気持ち・Pに構ってもらうチャンスがない・死をテーマにした舞台を演じる、この3点で死にたくなるとは、想像の3倍は繊細なのですね。私がPだったら「死をテーマにした舞台」の仕事をNGにするしかないですね…… あと2つは個人の力ではどうしようもないところがありますので……
黒埼ちとせちゃんは、愛されていて、病弱で先は長くないとされながらもこの世に希望を見出していることから、自殺を引き止めようとします。個人の解釈ですが、ちとせちゃんは愛を与える側になりたいのかな、と思っています。千夜ちゃんへの扱いもだからなのか……?
閑話休題。ちとせちゃんの、「敢えて海中に引き摺り込むことで志希ちゃんを怯ませて動きを止めてから説得を試みる」というやり方にびっくりでしたよ。でも、いざ死のうとしている人間にただ何かを言ったって聞かない気がするので、怯ませるのは有効な気もします。
あと、個人的には作中劇の「チセ」ちゃんがどういう意味合いの存在なのかというのが気になります。
今回の2人のどちらでもない、「愛されず、世界に希望も見出せず自殺した」というキャラクターでして、「死ねば何か一矢報いれるのか? いやなんにもならない」ということの説明のためだけの存在ではない気がするんですよね。あと、チセの名前も「千世」で生まれた瞬間は長生きして欲しいと両親から祝福されて生まれて来たのかなぁ…… みたく感じてしまいます。
それと、森久保乃々ちゃんも出番があってよかったです。チセの対となる(?)一般的な死者の役でした。
気になったシーン!
警告再び。
第5話では、再び警告が出ます。恐らくそれに該当するのは、沖の方に歩を進めていく志希ちゃんのことと、
敢えて海中に引き摺り込もうとするちとせちゃんのシーンのことの2つでしょう。
Pさん!
声を荒げて2人を助けての登場です! 志希ちゃんはPの思い通りにはならないけど、それでもちゃんと構うし愛しているんですね! ここのPは、まさに溺れている最中、水平線の先に見えた太陽のようだと思います!
ということでイベントコミュ「Fin[e]〜美しき終焉~」の感想でした。
ちなみに私は「殺」とか「死」とかそういう文字を伏せません。言霊で不死身になるわけじゃなし、馬鹿馬鹿しいです。
ご覧いただきありがとうございました。