こんばんは。松です。
「ぼのぼの」2巻の感想です!
ビーバーの一家とのコントのような掛け合いとヒグマの一家との三者三様な関係が示された2巻でした。
ヒグマのお父さんとスナドリネコさんの問答及び決闘は漫画の形式上簡素なものでしたがワクワクしました。その一方でコヒグマがぼのぼのに魚の取り方を教えて仲良くなっているのも対照的でした。
冒頭の詩のようなメッセージも趣深かったです。
総じて、味わい深い2巻でした。
ところで、森久保乃々ちゃんがシマリスなら、「ちいかわ」が好きな理由に一つの仮説が立てられてしまいます。
それは、かわいいものや自分より弱いものに対してはかわいい子には旅をさせよの精神で負荷を掛けていいという思想があるから、というものです。
泣き虫な性格のビーバーの子ども「ボーズ」に対し、「泣かないように鍛える」名目でその辺の草をむしって水面にばら撒いて(なんてことないがボーズにとっては何故だか泣くほどのことらしい)泣かせてる描写がありましたので……
ネガティヴで逃避癖のありそうな乃々ちゃんが、なんだかんだ事務所に来たりレッスンを受けるなどしていたのも、「これも修行なんだろうな」の精神でやって来てたからで説明がつきますし。
ところで、他にも「わかってるのにできないってなんだろう」の詩は乃々ちゃんも共感してそうだなと思いました。そういうところも乃々ちゃんが「ぼのぼの」をおすすめする理由なのかもしれません。
ご覧いただきありがとうございました。