松のデレマスブログ

乃々ちゃん、なつきち、志乃さんを応援しています。「ノーティギャルズ」も好きです。あと毎日更新します。コメントもお気軽にどうぞ。可能な限り返信します。

黒埼ちとせちゃんのストーリーコミュの感想です! 新たな境地と確信を得ましたよ!

こんばんは。松です。

ストーリーコミュに「Story of your Life」が追加されました!

f:id:k6jyx835sl:20210604203612p:plain
  黒埼ちとせちゃんが主役のコミュですよ! 以下はその感想です。

あらすじです。

  ちとせちゃんは予定していたライブの前日に、無理が祟って倒れてしまいました。その時には北条加蓮ちゃんがお見舞いに来たり穴埋めは神崎蘭子ちゃんがしてくれたりしたものの、療養中に白雪千夜ちゃんにアイドルをしている意図が全く伝わっていなかったことを悟り、アイドルをすることに懐疑的になってしまいます。
  その最中、白菊ほたるちゃんが相談に乗ってくれ、そこでちとせちゃんは「アイドルとしてステージで輝くこと」という魅力的な生き甲斐を知り、再びステージに望みます。

  そしてステージが終わった後、モノローグにて時に迷ったり倒れたりしてしまうことも人生だと悟り、それを恐れるのではなく共に生きようと語っていました。



  かなり力の入ったストーリーコミュです! ちとせちゃんのキャラクター性はもちろんそれを取り巻く環境、物語性としての起承転結がしっかりしていて素晴らしいコミュでした!
  薄命なちとせちゃんと(元)病弱な加蓮ちゃん、吸血鬼なちとせちゃんと中二的なものが好きな蘭子ちゃん、といったイメージしやすい取り合わせを抑えているのもグッド。
また、ほたるちゃんも自身のヘビーながらも価値あるアイドル哲学あるいは人生観を示してましたよ!



気になったシーン。

  楽曲の感想は以下です。
黒埼ちとせちゃん、砂塚あきらちゃん、久川凪ちゃんのソロ曲の感想です! - 松のデレマスブログ

  • ちとせちゃんのアイドルをする意図。

f:id:k6jyx835sl:20210604204423p:plain
  ちとせちゃんのアイドルをする意図とは以前から語られている通り「千夜ちゃんが自身以外の生き甲斐を見つけられるようにすること」でした。
  だからPを「プロデューサー」と呼ぶ、すなわちアイドルという自覚を千夜ちゃんから見出せたことにちとせちゃんは喜んでいるのでしょう。

  • ほたるちゃんのアイドル観。

f:id:k6jyx835sl:20210604204505p:plain
  ほたるちゃんの語るアイドル。その呪いが如き魅力にほたるちゃんはとらわれアイドルを続けています。その最中で他人を傷つけることがあっても…… とあくまでエゴなのを自覚しているのも特徴的です。

  • ちとせちゃんの新たな境地と決心です!

f:id:k6jyx835sl:20210604204535p:plain
  なんとなく「アンパンマンのマーチ」感がありますが、ちとせちゃんの新たな悟りと決心です。
  というか個人的には「アンパンマンのマーチ」の凄さを再認識した次第です。こんな重たい物語がいるくらい難しいことを、幼児に向かってサラッと伝えているのですから。

MV「Beat of the Night」です!

f:id:k6jyx835sl:20210604204644p:plain
f:id:k6jyx835sl:20210604204638p:plain
f:id:k6jyx835sl:20210604204632p:plain
f:id:k6jyx835sl:20210604204649p:plain
  ちとせちゃんの人生観を伝えるいい楽曲です! この楽曲に相応しい良いコミュというか、このコミュに相応しいよい楽曲というか、とにかく優れているのですよ!


  ということで黒埼ちとせちゃんのストーリーコミュについてでした。


  以下は私の感じたことです。

ちとせちゃんの東洋思想っぽさについて

  無常観からは仏教っぽさが、楽しく生きていこうというあり方からは中国哲学っぽさを感じられます。

  • 仏教っぽさについて

  まず目につくのは無常観です。薄命故に「死」という逃れられない変化を肯定して、それに派生して諸行無常を悟っているのでしょう。
  また、「苦しみを認めて生きていく」というのは苦諦「苦しみを取り除くことはできずそれと向き合って生きる」に近いです。


  中国哲学っぽいのは諸行無常や苦諦を認めた上で生きていくというあり方でしょう。


  私が感じたのはこのあたりと思われます。1記事分にして書きたい気持ちもありましたが、学んだことがある身、そこら辺の啓発本とか入門書みたいな「執着しないと生きやすくなるよ」みたいな安い結論にしたくなかったのでこのくらいにしておきます。



ご覧いただきありがとうございました。



↓ちとせちゃんに感じた東洋思想を調べるにあたり読んだ本2冊です。