こんばんは。松です。
[永劫のマイセリウム]星輝子ちゃんを迎えました!
- 特訓前です!
キノコのアンティークショップ(あるいはキノコがテーマのワークショップ)の仕事にて喜んでいる輝子ちゃんです。
ちなみにマイセリウムとは「菌糸体」という意味。
しんげきワイドでは手に持った標本のキノコについて提示されています。
ドクベニタケは、味がとても辛いそうです。あんまり食中毒の話を聞きませんが、見た目的にも怪しいし味も悪いということで誰も食べなかったのだろうと思います。
ドクツルタケは、食用のタマゴタケに似ていて、含まれる毒の中でも現在解毒剤の存在しないアマトキシンがとても危険で数日の時間差で肝臓を壊死させます。
あと、ドクツルタケと似た毒の性質を持つコレラタケも背景の中にありそうです。
クロハナビラタケは、キクラゲに似ているため注意が必要なキノコです。海外では見られない日本固有のキノコであるらしいです。
その他背景についても調べたので少し記します。
シメジっぽい標本はクサウラベニタケかと思われます。
机の上にある小さい標本はヒトヨタケかと思われます。厳密には毒キノコではありませんが、お酒と合わせると、嫌酒剤と同じ仕組みでアルコールの代謝が阻害されアセトアルデヒドが体内に増えるため、非常に苦しむこととなります。
机の上にある標本や立て掛けてある絵画はベニテングタケと思われます。
マリオのスーパーキノコに似ていて、含まれるイボテン酸やムッシモールは毒ながら旨い…… とは有名な話ですが、昔はハエ取りにも使われていました。ソースが見つからなくて申し訳ないのですが、イボテン酸はグルタミン酸の仲間なので、神経伝達物質にグルタミン酸を使用している昆虫には「効果は抜群だ!」だからだと聞いたことがあります。
それと茶色の、普通のテングタケもありますね。
閑話休題。
- 特訓後です!
キノコに寄生された輝子ちゃんです。可愛い系でもヒャッハーなメタル系でもない不気味な感じがグッド!
周りにあるキノコは恐らくツキヨタケ、あるいはそれをモチーフにした架空のキノコと思われます。毒キノコの一種であり、食べると死にはしない程度の中毒症状に襲われます。
この特訓後の姿は、「キノコに寄生されて意識も朦朧となりキャリアーになっている」という設定でして、後者でしょう。
ノワールSSRな衣装です!
あと足の傷もいいですね。こういう意識が消えかけたキャリアーというのはズタボロでも足を止めず彷徨い続ける……. というのがイメージに合います。
MVです!
「ダンス・ダンス・ダンス」を選択!
うーん、可愛らしいですよー!
ということで、[永劫のマイセリウム]星輝子ちゃんについてでした。
- 参考
↓それぞれキノコ・食中毒の専門サイトです。
↓信用できる行政機関からの自然毒情報を読んで、志希ちゃんや輝子ちゃんを解き明かしましょう!
↓平易な文章で入り込んだ話までしていて、毒性学の入門書・創作の知識の下地として最適。
ご覧いただきありがとうございました。