こんにちは。松です。
スカチケにて[その身、果てるとも]財前時子様をお迎え致しました。
- 特訓前の時子様についてです。
眼鏡をかけた時子様も当然ながら麗しいです。
「しんげきワイド」にて、この時の時子様とPの立ち振る舞いがぱっと見では令嬢とその執事に見える、ということが言及されました。Pと時子の関係は、愛の鞭と主従関係により、それより深く込み入ったものなのです。Pの献身と時子様の調教という愛情表現によりなされる、この歪んだ関係の美しさを再認識できました。
- 特訓後の時子様についてです。
時子様は映画の主役として、戦火に滅びゆく国の女王を演じます。要塞は陥落し四面楚歌。そんな最中でさえ、時子様は凛然と佇むのであります。諸行無常を悟り運命を受け入れておられるのでしょう。
また、腕には蛇が絡み付いています。「合図を待っていて…」というセリフと後述のクレオパトラの最期から察するに、介錯は不要と自害するための毒蛇と見えます。
時子様のお召し物についてです。
後述するデレマスの[レディタイラント]や[エンプレスジェイラー]からの派生と考えられます。


何より、厚ぼったい口紅が個人的には評価できます。女王としての威厳や貫禄を強めるいいものです。


こうして見ると、有り体に言えば「SMの女王様」の要素をありったけ盛り込んだ衣装に感じられますね。鞭やラバーはもちろん、ストッキングやロングブーツ、ヒールに看守風の衣装……それでいて威厳を保ち下品さを出さないのは時子様の気高さ故に他なりません。
MVです。
以前に時子様を見せるに相応しいと評した『Bloody festa』です。
やはり格好いいものですね。この衣装はMVの毒々しい色合いとよく合います。
モチーフについてです。
前述の通り、腕に巻いた蛇を見るに古代エジプトの女王クレオパトラ7世がモチーフの一つと考えられます。クレオパトラは敗北し捕虜となった際に、コブラに自らを噛ませ自害したと伝えられます。
また、主演映画の物語はスパルタの王レオニダス1世がモチーフであると考えられます。レオニダスはテルモピュライの戦いにおいて、7000人ほどのギリシア軍を率い何万人も擁するペルシャ軍に立ち向かい壮絶な死を遂げたと伝えられます。
後、特技名の磐石という言葉とセリフからはアケメネス朝ペルシャ全盛期の王、ダレイオス1世を私はイメージします。
全体的に、古代オリエントの王のイメージが強いですね。時子様には[メディアの女王]の二つ名のものも存在しますし。
ということで[その身、果てるとも]財前時子様についてでした。